クロネコ
ということで、両建てのやり方やメリットなどについて詳しく見ていきましょう。
先生
海外の仮想通貨取引所をお探しの方の中には「両建てOK」の業者から選びたいという人もいると思います。
そこでおすすめしたいのがバイビットです。
バイビットで用意されているUSDT無期限契約では両建てが認められているので、ロングとショートのポジションを一度に保有できます。
また、両建て不可のインバース無期限契約と併用して疑似的な両建て取引というのも理論上は可能です。
この記事では、そんなバイビットでの両建て取引に関する様々な内容をご紹介していきますので、ぜひ参考にしていってください。
Contents
バイビットでの両建ての仕方を初心者でも分かるように解説【やり方やメリットについて】
バイビットは日本人トレーダーも多く利用する海外の仮想通貨取引所です。
人気の理由には最大レバレッジ100倍、豊富な取引銘柄といった点が挙げられますが、「両建てが可能」といったところも魅力のひとつです。
そんなバイビットでの両建て取引のやり方やメリットについて詳しく解説をしていきたいと思います。
バイビットでは本当に両建て取引が認められている?【USDT無期限契約ならOK】
最初に確認しておきたいのは「バイビットでは本当に両建てが認められているのか?」という点です。
そこで、まずはこちらをご覧ください。
このようにバイビットの公式ヘルプページでも「USDT無期限契約」での取引であれば両建て取引(ヘッジ)が可能と書かれていますので、安心して両建てがおこなえます。
ただし、バイビットのインバース無期限契約では仕様上として両建て取引ができないようになっていますので、その点だけ注意しましょう。
クロネコ
先生
バイビットで両建てをするメリットとは?【利益を確保し損失を減らす】
すでに仮想通貨取引やFXの経験がある方であれば両建てのメリットをご存知かと思いますが、これからバイビットで初めての仮想通貨体験をするという方は両建てのメリットが分からないかもしれません。
そこで、両建て取引をする上での基本的なメリットから見ていきましょう。
【バイビットで両建てをするメリット】
- 利益が出ているポジションに対して自分で保険が掛けられる
- 今後の予測によっては損失が出ている状態でも両建てをすることで利益を膨らまして損失を抑えられる
- 仮想通貨は値動きが激しいところが特徴なので、両建てで利益を確保できるのは大きなメリット
たとえば現在のところBTC/USDTのロングポジションを持っていたとして、さらにそのポジションで100ドルの利益が出ていたとしましょう。
しかし、このあとどういった値動きをするのか分からないので、出来れば100ドルの利益を確保しながら様子を見たいとします。
こうしたときに使われるのが両建て取引です。
利益が100ドル出ているロングポジションを保有しながら同量のショートポジションを保有すると、どちらに値が動いても100ドルの利益がキープできます。(正確には多少の取引手数料が差し引かれる)
その状態からチャートの分析をおこない、今後レートが進む方向を予測し直したら不要な方のポジションを決済すれば利益を減らさずに維持できるわけです。
また、仮に損失が出ていたとしても両建ては有効です。
価格が上がると思ってビットコインのロングポジションを注文したものの、予測と違って価格が下がったとしましょう。
このとき、損失が50ドル出た時点でショートポジションを保有します。
ショートポジションで50ドルの利益が出たときにはロングポジションの損失が100ドルになりますが、その後レートが回復しそうならショートポジションを決済するわけです。
こうするとレートが回復してロングポジションの損益がプラスマイナスゼロになったとき、ショートポジションで得た50ドルは丸々利益になります。
また、単純にロングポジションを持ったままマイナス100ドルまでレートが下がってしまったら100ドルの損失が生まれますが、途中でショートポジションを保有しておけば損失は50ドルで限定されます。
こうした色々な場面で使えるのが両建て取引をおこなうメリットです。
クロネコ
先生
バイビットでの両建ての仕方について
バイビットで両建てが可能なのはUSDT無期限契約のみです。
そのため、両建て取引で利益を生みたいのであればUSDT無期限契約を選んでください。
なお、両建てをおこなう方法は至ってシンプルです。
こちらはUSDT無期限契約の取引画面です。
最初に注文したポジションが「買いで参入(ロング)」であれば、両建てをするときは「売りで参入(ショート)」を新たに追加します。
このとき注文価格が異なるので、正確に同量の注文をおこないたいのであれば自分で参入価格を入力してください。
これで両建て状態がキープできるようになります。
なお、基本的にバイビットで認められているのはこのUSDT無期限契約での両建てですが、インバース無期限契約を使って疑似的な両建てをすることも可能です。
どういうことかと言いますと、たとえばインバース無期限契約のBTCUSD銘柄でロングポジションを保有し、USDT無期限契約のBTCUSDT銘柄でショートポジションを保有すれば形式上は両建てのようになります。
これはUSDとUSDT(テザー)がほぼ同じ価値を持っているからこそ出来るものなのですが、手数料や資金調達料によっては差額で利益を生むことが出来ます。
しかし、この方法はやや複雑な計算が必要になるので、あまり初心者にはおすすめが出来ません。
あくまでこうした方法でも両建て取引ができるという参考程度に覚えておいてもらえればと思います。
クロネコ
先生
バイビットで両建て取引を実行するときの注意点
バイビットでの両建てのやり方やメリットについて見てきましたが、両建てをおこなう際の注意点についても学んでおきましょう。
・両建てをおこなうと手数料が2倍になる
・両建てをしたからといって必ず結果がプラスになるとは限らない
両建てはやや高度な取引テクニックであり、解除するタイミングが難しいといったデメリットがあります。
というのも、レートの予測がつかないうちは両建てをいつ解除すれば最善なのかということが分かりません。
特に利益が出ている状態の両建てならいいのですが、損失が出ている状態での両建てだとずるずるとポジションを保有し続けてしまうというジレンマが生まれます。
また、両建てをおこなうと取引手数料が2倍かかり、結果として手数料負けしてしまう可能性も出てきます。
さらに資金調達手数料が掛かる時間までポジションを持っていると余計に無駄な手数料を支払う可能性が高まりますので、両建てをするなら短期的におこなうのがおすすめです。
両建てをするときにはぜひこうした注意点に気を付けながらおこなってください。
クロネコ
先生
まとめ
バイビットにおける両建て取引のやり方やメリット、また注意点などをご紹介してきました。
両建て取引はリスクヘッジをおこなう上でとても重要なポイントです。
そうした両建てが認められているところがバイビットの魅力なのですが、実際におこなう際には手数料などに注意しなければいけません。
とは言え、上手くいけば利益を多く確保できるようになりますので、ぜひバイビットで口座開設をして実際にチャレンジしてみてください。