クロネコ
ただチャート分析の方法が分からないので基本的なことから教えてください!
先生
仮想通貨取引をする上ではチャートの分析が必須です。
法定通貨ペアを用いたFXよりも仮想通貨の方が激しい値動きを見せますので、大きく稼ぎたいのであれば精度の高い予測と分析を目指しましょう。
この記事では、そんなチャート分析方法のひとつとしてトレンドラインの引き方を詳しく解説していきます。
また、トレンドラインと合わせて使いたい初心者向けインジケーターについてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしていってください。
Contents
バイビットで稼ぐならトレンドラインの引き方を覚えておこう!【仮想通貨初心者向け】
為替の相場というのは基本的に上昇・下降・横ばいといった3つの流れしかありません。
この3つの流れがランダムに発生しながら価格は推移していきます。
なお、上昇や下降の強さが著しいときをトレンド相場と呼びますが、このトレンド相場でのチャート分析に用いるのがトレンドラインです。
トレンドラインはトレンドの転換点を見極める際に重要なチャート分析方法なので、覚えておいて損はないと思います。
ということで、まずはトレンドラインの基本から見ていきましょう。
【バイビットでのチャート分析方法①】トレンドラインとは?種類や引き方は?
トレンドラインとはチャート上に引く線のことを指します。
チャート上には値動きの推移を表したローソク足が並んでいるのですが、この動きを分析しながら今後の予測に繋げていくことが重要です。
そのために使うのがトレンドラインとなりますが、トレンドラインには2つの種類があります。
【トレンドラインの種類】
- サポートライン:上昇トレンドのときに使う(2点以上の安値を結ぶ)
- レジスタンスライン:下降トレンドのときに使う(2点以上の高値を結ぶ)
まずはサポートラインから見ていきましょう。
サポートラインは「下値支持線」とも呼ばれるトレンドラインで、価格が下落するタイミングを見極めるための目安として引きます。
(バイビットでは画面左側のツールボックスからトレンドラインを選びます)
サポートラインよりもレートが下がってきたらトレンドが転換するかもしれないので「買い注文を決済する」か「売り注文に備える」といった行動に出るのが一般的です。
また、トレンドが継続しそうであればサポートライン付近で買い注文をおこなうことで利益の最大化が図れるといった意図もあります。
ちなみに上のチャートで考えると赤丸の部分で買い注文をおこない、サポートラインを下回った黄色丸部分のところで決済をすれば損失を出さずに利益確定となるわけです。
サポートラインは起点となる最安値の位置から安値同士を2点以上結ぶことで形成します。
なお、トレンドラインを引くときはローソク足のヒゲも含めたところで線を引くようにしましょう。
ということで、次は下降トレンド時に引くレジスタンスラインを見ていきます。
レジスタンスラインも考え方は一緒です。
レジスタンスラインの場合は高値を2点以上結びながら線を引いていきます。
赤丸のところで売り注文を増やしていき、黄色丸のところで決済をすれば損失ゼロで利益が得られるということです。
上のチャートだとその後にまた下降トレンドが発生しそうになっていますが、画面下に表示しているRSIというインジケーターの数値が30%を下回っているので、この場合は値戻りが起きる可能性が高いと判断できます。
このようにトレンドラインは単体で使うよりもインジケーターと組み合わせて使った方が精度の高い分析ができるわけです。
そこで、トレンドラインと合わせて使いたいインジケーターをいくつかご紹介していきましょう。
クロネコ
初心者でも注文を出すときの目安になって便利ですね。
そのため、いくつか線を引いてみて自分の予測が当たっているのかを試してみてください。
先生
【バイビットでのチャート分析方法②】トレンドラインと合わせて使いたいインジケーターは?
ここからはトレンドラインと合わせて使うことでチャート分析の精度が高まるインジケーターについてご紹介していきます。
なお、今回ピックアップしたのは初心者でも使いやすいRSIとボリンジャーバンドの2つです。
まずは先ほども登場したRSIについて説明していきましょう。
RSIはチャート画面の下側に表示されるインジケーターです。
【RSIとは?】
- 市場での買い・売りの勢いを知るためのインジケーター
- 一般的に70%を超えると買われすぎ、30%を下回ると売られすぎと判断する
- トレンドが継続するか、それとも転換点となるかを見極めるために使われる
RSIは市場での売買の勢いをビジュアル化・数値化したインジケーターです。
たとえば強い上昇トレンドが発生しているときに、そのトレンドが今後も続きそうかどうかを判断する際に使います。
上のチャートだと一気に価格が上がった後に値戻りが発生しているわけですが、そのときのRSIの数値は共に70%を超えています。
こうしたことを判断材料として注文をおこなうと、無駄な損失がなくなるので便利です。
ちなみに短期的には値戻りが起きても長期的にはまだまだトレンドが続くといったこともあるのですが、そうした場合は他の時間足のチャートもチェックしておきましょう。
そしてRSIと並んで使いやすいインジケーターのひとつがボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドはローソク足のところに直接表示されるインジケーターです。
外側に描かれた黄色の線がボリンジャーバンドとなりますが、その特徴は以下の通りです。
【ボリンジャーバンドとは?】
- 今後の値動きの幅を見極めるためのインジケーター
- ±1~3σ、中央値のラインによって構成される
- ただし、2σのラインだけを使う人も多い
- ±2σのライン内に値動きが収まる確率は約95%
- つまり値動きが±2σのラインから飛び出した後は値戻りする可能性が非常に高いということ
ボリンジャーバンドは「この後どれくらいまで値動きが進むか」を知るために使います。
強いトレンドが発生したときはトレーダー側も強気に注文を出してしまいがちですが、このときボリンジャーバンドをチェックしておかないとトレンドの転換によって損をする可能性が高いです。
たとえば上のチャートで強い上昇トレンドが確認されたとき、ボリンジャーバンドのラインを見ておかないと無駄な買い注文を出してしまいます。
逆に言えばボリンジャーバンドの内側でトレンドが発生しているときはまだまだ伸びしろがあるということでチャンスと捉えられるわけです。
こうしたインジケーターとトレンドラインを上手く組み合わせれば、初心者でも精度の高いチャート分析がおこなえます。
これから仮想通貨取引を始めるという方はぜひ参考にしてみてください。
クロネコ
先生
まとめ
バイビットでのトレンドラインの引き方や合わせて使えるインジケーターについてご紹介してきました。
ご覧いただいた方法を実践すれば、初心者でもある程度のチャート分析ができるはずです。
仮想通貨取引もFXと同じようにチャート分析が重要なので、ぜひトレードをする前にトレンドラインやインジケーターの使い方を覚えておきましょう。