クロネコ
分かりやすく教えていただけないでしょうか?
それではロスカットの意味やロスカットに関連するワードについて分かりやすく解説していきましょう。
先生
仮想通貨取引に興味があるものの、知識がないので諦めているという方はかなり多いと思います。
特に取引をする上でリスクに繋がる「ロスカット」などの用語を理解できていないと不安に感じてしまうものです。
しかし、仮想通貨取引というのはそんなに難しいものではありません。
そこで、この記事では初心者の方でも理解できるように分かりやすくロスカットや関連するワードの意味について解説をしていきたいと思います。
もちろん、おすすめする仮想通貨取引所「バイビット」のロスカット基準などにも触れていますので、ぜひ参考にしていってください。
Contents
バイビット入門編「ロスカット」ってなに?初心者向けに分かりやすく解説!
バイビットは数ある海外の仮想通貨取引所の中でも特に安全性が高く、初心者におすすめできる業者となっています。
ロスカットに関する知識さえ頭に入れておけば初心者の方でも安心して取引ができますので、ぜひこの際に覚えていきましょう。
バイビット×ロスカット入門編①そもそもロスカットとは?仮想通貨取引にも適用される?
そもそもロスカットとは何なのか?という仮想通貨取引ビギナーの方もいると思いますので、まずは基本的な部分から解説をしていきます。
本来、ロスカットとは「損切り」のことを意味しますが、ここで説明していくのは「強制ロスカット」と呼ばれるものについてです。
自分で損失を限定するためにマイナスの評価額になった注文を決済する行為が損切りです。
対して強制ロスカットは利用している仮想通貨取引所側が強制的に注文を決済することを指します。
なぜ強制ロスカットが発生するのかと言いますと、それ以上ポジションを持っているとより大きな損失が出てしまう可能性があるからです。
つまり強制ロスカットはある意味でトレーダーを守るための策とも言えるわけです。
しかし、やはりロスカットはされたくないものです。
ということで、強制的なロスカットが発生する条件というのを学んでおきましょう。
【ロスカットが発生する条件】
強制ロスカットは一般的に「注文を保有するための証拠金維持率が一定を下回った場合」に発生します。
ロスカットの基準となる証拠金維持率は取引所ごとによって異なる数値が設定されているため、利用する前にチェックしておくことが大事です。
要するに注文したポジションを保有しているときに、そのポジションの評価額が下がってくるとロスカットは発生するわけです。
強制的なロスカットが発生すると持っていたポジションのマイナス額が口座残高から差し引かれますので、トレーダーにとっては大きな痛手となります。
しかし気になるのは、バイビットを利用していた場合のロスカットの基準はどれくらいなのか?という部分です。
次にその基準値を見ていきましょう。
クロネコ
もちろん取引をしているとロスカット寸前になってレートが予想通りに動き、ロスカットを回避する場面もたくさん出てきます。
先生
バイビット×ロスカット入門編②必要証拠金・維持証拠金・維持証拠金率について
ここからはバイビットの取引で必要となる証拠金の額や維持率について解説をしていきます。
ちなみに普通は証拠金維持率と言いますが、バイビットでは維持証拠金率と呼んでいます。
もちろん特に大きな差はありませんので、まずは基本的な部分から見ていきましょう。
維持証拠金:そのポジションを持っているために最低限必要なお金のこと
維持証拠金率:持っているお金とポジション(損益含む)の割合のこと
似ているような言葉ですが、意味が若干違ってくることを覚えておいてください。
それでは実際にバイビットの設定を見ていきます。
【必要証拠金】
インバース型契約:「必要証拠金 = 契約数量 ÷ 注文価格 × レバレッジ」
USDT無期限契約:「必要証拠金 = 契約サイズ × 参入価格 ÷ レバレッジ」
【維持証拠金率:インバース無期限契約】
仮想通貨ペア | 維持証拠金率 |
BTCUSD | 0.5% |
ETHUSD EOSUSD XRPUSD |
1% |
【維持証拠金率:USDT無期限契約】
段階 | 契約価額 (USDT)維持証拠金 | 維持証拠金率 | 必要証拠金率 | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|---|
1 | 1,000,000 | 0.50% | 1.00% | 100 |
2 | 2,000,000 | 1.00% | 1.50% | 66.67 |
3 | 3,000,000 | 1.50% | 2.00% | 50 |
4 | 4,000,000 | 2.00% | 2.50% | 40 |
5 | 5,000,000 | 2.50% | 3.00% | 33.33 |
6 | 6,000,000 | 3.00% | 3.50% | 28.57 |
7 | 7,000,000 | 3.50% | 4.00% | 25 |
8 | 8,000,000 | 4.00% | 4.50% | 22.22 |
9 | 9,000,000 | 4.50% | 5.00% | 20 |
10 | 10,000,000 | 5.00% | 5.50% | 18.18 |
必要証拠金額の計算は簡単です。
たとえば注文価格や参入価格が500万円のビットコインを1枚購入するとします。
このとき「500万円(注文・参入価格) × 1(数量)」となり、この額からレバレッジを割ったものが必要証拠金となるわけです。
バイビットでは最大100倍のレバレッジが掛けられますので、結果としては「500万円 × 1 ÷ 100倍 = 5万円」となります。
これが注文を通すときに必要になるお金です。
そして、ビットコインは維持証拠金率が0.5%なので、単純にこの金額の半分が維持証拠金額となります。
つまり2万5千円ですね。
最大レバレッジ100倍を掛けた状態だと、500万円のビットコインを1枚購入するのに5万円が必要で、ポジションを保有し続けるのには最低2万5千円が必要ということです。
ただし、USDT無期限契約の場合だと注文額が大きくなるにつれて最大レバレッジが制限されますので、自然と維持証拠金率もアップしていきます。
大口の取引をする際はこの点だけ注意をしてください。
先生
バイビット×ロスカット入門編③破産価格について
バイビットで注文をおこなった場合、ロスカットは「破産価格」に達したときに発生します。
この破産価格の計算方法は以下の通りです。
【インバース無期限契約】
●ロングポジション(買い)
分離マージンの場合:平均参入価格 × (レバレッジ+1) ÷ レバレッジ
クロスマージンの場合:(平均参入価格 ÷ 契約数) + (資金残高 – 注文証拠金) ÷ 1.00075 × 契約数
●ショートポジション(売り)
分離マージンの場合:参入価格 × (レバレッジ – 1) ÷ レバレッジ
クロスマージンの場合:(平均参入価格 ÷ 契約数) + (資金残高 – 注文証拠金) ÷ 0.99925 × 契約数
【USDT無期限契約】(クロスマージンのみ)
●ロングポジション(買い):参入価格 × (1 – 必要証拠金率)
●ショートポジション(売り):参入価格 × (1 + 必要証拠金率)
ご覧のように少々難しい設定になっていますが、だいたい先ほどご覧いただいた維持証拠金額に近い金額がロスカットの基準となりますので、そちらを参考にすると良いかと思います。
また、破産価格は自分で計算しなくても自動的に表示してくれますので、あまり気にする必要はありません。
注文するときに表示される「破産価格」に目を通して、問題なければそのまま注文を通すといった形です。
大事なのは破産価格を見て、レートがそこまで動くかどうかを予測するだけなので。
先生
クロネコ
バイビットでロスカットをされないためにはどうすればいい?
ロスカットをされないための方法には2通りのパターンがあります。
ひとつは証拠金の額を増やす、もうひとつは注文量を減らすといった形です。
現在の価格と破産価格までの距離が近いとすぐにロスカットされてしまいますので、なるべく破産価格を遠くに置くというのが仮想通貨取引におけるセオリーと言えます。
特に仮想通貨は流動性が高いので、1日の間でもかなりレートが上下します。
そのため、自分が想像するより広い値幅で考えておくと、ロスカットされることもなくなるはずです。
クロネコ
先生
まとめ
バイビットの利用を検討している初心者の方に向けて、ロスカットに関する情報をご紹介してきました。
ちなみにバイビットはゼロカットシステムを採用している業者なので、仮に相場が急変して大きなマイナスを出しても追証を支払う心配がありません。
つまりロスカットされたとしても自分が入金した額までしか損失が出ないわけです。
そのため、安心して取引ができる業者と言えます。
こうした部分も理解した上でなるべくロスカットが出ないよう注文をしていくと、安全に仮想通貨取引ができますのでぜひ参考にしてください。